フリーランスは、時間や場所にとらわれずマイペースで仕事ができることから、年齢や性別にかかわらず多くのエンジニアにとって理想的な働き方として注目されています。

一方で、特に開業してあまり時間が経っていない時期に、思うように顧客を獲得できないことについて悩みを抱えている人が少なくありません。また、月によって案件の数が大きく変わることで、収入が不安定になってしまうケースもあり、再び会社勤めを始める人もいます。

そうした中、コンスタントに固定の顧客から案件を請け負うには、自分の得意な作業や過去の経歴について様々な手段を使って伝えたり、こまめに顧客とコミュニケーションを取ったりすることが大事です。

IT企業での実務経験が少ないフリーランスのエンジニアの中には、長くフリーランスの仕事を続けてもなかなか報酬額が増えないといった問題を抱えている人もいます。
こうした問題に対処をするには、独立後の早い段階でビジネス用のホームページやSNSを立ち上げて主に請け負っているサービスの内容について画像や動画を使ってアピールをしたり、年中無休で問い合わせを受け付けたりするのも有効です。

なお、ITのスキルに自信が無い人は、社会的に信頼度の高い資格や検定の試験を受けたり、フリーランス向けのセミナーに参加をしたりしてスキルアップを図ることも重要です。
その他、フリーランスとして働き始めてから経済的な理由で悩まないように、資金集めや営業のノウハウの蓄積に力を注ぐことも大切です。